LoLを始めたばかりの方にとって分からないところはたくさんありますが、まずはどのレーンを選べばいいのか迷うことになると思います。
LoLはパッチ更新の頻度が高く古い情報を参考にしてキャラクターを選んだけど全然強くなかったということも多いと思います。
今回は、そんなあなたのために、パッチ14.17で初心者におすすめなレーンと各レーンの初心者おすすめキャラクターについて解説していきます。
ひとまずこのレーンとキャラクターを使っておけばキャラ性能で負けが確定することはないので参考にしてみてください。
それぞれの魅力や特徴、おすすめチャンピオンなどを分かりやすくご紹介しますので、自分にぴったりのレーンを見つけてください。
でも自分のプレイスタイルに合ったレーンで楽しくプレイするのが一番だと思うよ!
League of Legends 公式サイトはこちら
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/
初心者におすすめなレーンの選定基準
・やることが分かりやすい
・レーンに求められていることが単純
・LoLをプレイする上で重要な基礎を覚えることができる
LoLは2009年からリリースされていてe-sportsでも筆頭として名を挙げるほど歴史の長いゲームです。
MOBAという特性もありますが初心者が今からはじめてLoLの全てを完璧に覚えることはまず難しいでしょう。
そのため、少しでも必要な要件が少なく勝てる可能性が高いというところに要点を置いておすすめを選定しています。
LoL初心者におすすめなレーン
さっそく結論ですが初心者におすすめなレーンはこちらになります。
なぜ初心者におすすめなのかや各レーンごとのおすすめキャラクターについては後述していきます。
逆にこちらのレーンはおすすめできません。
初心者の方でサポートを使っている方をよく見かけますが個人的にはおすすめしません。
その理由や逆に初心者の方におすすめしないレーンなどについても後の項目で解説していきます。
第1位:TOPレーン
TOPレーンは個人的にはLoLを始めてみてまず触ってみるべきレーンだと思っています。
理由としては下記のようなものが挙げられます。
1vs1をする機会が多い
LoLは5vs5の合計10人でのチーム戦になります。
そのため、マップを見る癖や他人の動きなどを把握しチームでのコミュニケーションが重要になるのですが、初心者にとってはかなりハードルが高いものになります。
TOPレーンは比較的他のレーンの介入が少なく、試合の終盤までは1vs1の時間が最も長いレーンになるため、初心者の方がキャラクター操作やLoLの基本的な流れを覚えるために適したレーンです。
初心者のかたはまずキャラクターの操作やCSを多くとることが重要な要素になるため、他プレイヤーの介入が少ないTOPレーンで覚えましょう。
キャラ操作や立ち回りがシンプル
TOPレーンのキャラクターはスキル構成もシンプルなキャラが多く、テクニカルなキャラクターが少ないことも理由の一つです。
たとえばTOPレーンでよく見る「ガレン」「セト」「モルデカイザー」「ダリウス」などはスキル構成が似ていて「殴りかかる」「敵を引きつける」「防御力(体力)があがる」などシンプルです。
ひとつのキャラクターを覚えてしまえばそれとなく他のキャラクターも使えるようになるでしょう。
チームへの貢献
TOPレーンは硬めなキャラクターが多くそう簡単には倒れません。
そのため、試合終盤でのチーム戦では最前線にたって味方を守りつつ敵とファイトをしていくことになるので味方からすると育ったTOPレーンが前に立っているだけで安心感があります。
孤立なレーンではあるものの試合の終盤ではチームへの貢献度も大きいため、チームゲームが好きな人にも向いているレーンでしょう。
TOPレーンのおすすめキャラクター
セト
セトは高い耐久力と攻撃力を兼ね備えた現パッチ14.16での勝率も高いチャンピオンです。
今回紹介するTOPレーンおすすめキャラクターの中だとクセがある部類に入るかもしれませんが、上位ランクでも通用するキャラクターになっています。
また回復力も高く初心者が多少ミスをしたくらいで勝敗が決まるチャンピオンではないためおすすめなチャンピオンです。
セトの強み
・圧倒的な近接戦闘能力
→セトは一通り必要なスキルセットを持っていてわかりやすく伝えると「殴りかかる」「殴り返して回復」「敵を引っ張る」などシンプルで強いスキルを持っています。
・高い耐久力
→セトはタンクとしても十分に機能するほどの耐久力を持っています。敵から受けたダメージを跳ね返してシールドを獲得できます。
個人的にはかっこいいスキンが多いのも魅力のひとつかな。
モルデカイザー
モルデカイザーは初心者帯のTOPレーンでもトップクラスに強いキャラクターです。
モルデカイザーは特に1vs1の性能が高くアルティメットを使用すると相手のステータスを一部奪い取り強制的に1vs1の状況を作り出します。
初心者帯では対策できるプレイヤーも少なくほとんど勝ちが確定するためおすすめなチャンピオンです。
モルデカイザーの強み
・高い耐久力と持続的な火力
→モルデカイザーは継続ダメージを与える能力と高い耐久力を持ち合わせています。敵にダメージを与えるたびに自身を強化し持続ダメージを与えることができます。
・強制的な1vs1スキル
→モルデカイザーのアルティメットスキル「死の国」は、敵チャンピオンを強制的に自身のワールドへ連れ出し1vs1に連れ込むことができます。敵のキャリーを孤立させチームファイトを有利に進めることが可能です。
ガレン
ガレンは初心者おすすめキャラ筆頭として人気があります。
多くの方が初心者おすすめキャラクターとしてあげているガレンですが耐久力も高く回復能力も備わっているためレーンでの持久戦も得意で雑に強いチャンピオンです。
初心者向けキャラクターだからといって上位帯で弱いわけではなく勝率も高いです。
今回紹介したTOPレーンおすすめ3チャンピオンのなかでは一番すぐに勝つことができると思います。
ガレンの強み
・シンプルなスキルセット
→ガレンのスキルは直感的に扱いやすいものが揃っており、敵を止める行動妨害などはないものの初心者にとって「ダメージが高い」「耐久力がある」「扱いやすい」の3拍子が揃ったチャンピオンです。
・強力な終盤性能
→ガレンのアルティメットスキル「デマーシアの正義」は敵の体力が低いほど大きなダメージを与えることができ、試合の終盤でも敵キャリーを追いかけてアルティメットを発動するだけで敵を倒すことができます。
初心者がTOPレーンをする際のデメリット
ここまで初心者にTOPレーンがおすすめな理由とチャンピオンを紹介してきましたがもちろんデメリットもあります。
TOPレーンは1vs1の時間が長い分、対面チャンピオンとの相性が悪いとなにもできない時間が長くなります。
特に初心者の方にとって「イラオイ」「ティーモ」「ヴェイン」などは対策も分からず、なにもできない時間が多くなってしまうというデメリットがあります。
また、TOPレーンで初心者がよくやりがちなのがデスを重ねることです。
CSを取ることも重要ですが、試合開始で3デスほど重ねてしまうと1vs1で勝つことは難しくなってしまうため、死なないようにタワー前で経験値を吸うことを意識しましょう!
私も初心者のときにTOPティーモに好き勝手やられてからTOPレーンをやめたことを思い出すわ。
第2位:ADC(BOTレーン)
ADCはチームで最もダメージを出す役割でチームの主要なダメージソースとして活躍するレーンです。
高い物理ダメージを持つ代わりに耐久力が低いため、敵の攻撃を浴びるとすぐに倒れてしまいます。
そのため、立ち回りや味方との連携、自分のスキル、スペルのクールダウンの管理など難しいことも多いですが、その分LoLの醍醐味を味わえるレーンとなっています。
爽快感を得ることができる
先述した通り、ADCはチームで最も物理ダメージを出す役割です。
試合の中盤から終盤にかけてチームの火力の中心となるため、敵のタンクやキャリーを溶かしペンタキル(敵5人を全員キルする)をとったときにはたまらない爽快感を得ることができます。
位置取りを学ぶことができる
ADCはダメージが高い代わりにやわらかいです。
チーム戦のなかで敵の強力なスキルを受けたり、行動妨害スキルを受けてしまうとまず生き残ることはできないため、敵のスキルのクールダウン管理や死なない立ち位置を学ぶことができます。
始めたばかりだとどのキャラがどんなスキルを使ってくるかが分からないため難しいかもしれませんが、最も死に近いレーンだからこそ、死なない位置取りを学ぶことができるでしょう。
ファームの重要性を学べる
ADCは特に攻撃力がアイテムに依存していることが多く、少しでも早く強いアイテムを購入していく必要があります。
それには効率的にゴールドを稼いでいく必要があるため、CSの重要性、リコールタイミングなどLoLの基礎を学ぶことができます。
コアと呼ばれる強い武器を買った際には目に見えてダメージが上がるため、常に効率よくゴールドを稼ぐことを意識しましょう。
ADCのおすすめキャラクター
アッシュ
アッシュは射程が長く遠距離から安全に敵を攻撃することができるため、初心者にも人気の高いチャンピオンです。
ADCではあるものの敵への行動妨害スキルや視界を取るスキルを持っているため味方への貢献度も高く、できることが多いのもおすすめポイントのひとつです。
アッシュに狙われるとスローがかかり逃げれなくなるため敵が死ぬまで追いかけ続けるアッシュはたまりません。
かわいいスキンが多いのも魅力のひとつかな!
アッシュの強み
・長い射程とポーク能力
→アッシュは通常攻撃とWスキル「ボレー」の射程がとても長く敵を一方的に削ることができます。初心者の方にとって前に出過ぎて死んでしまう心配がないのは非常に大きなメリットでしょう。
・行動妨害スキルの多さ
→アッシュはEスキル以外のすべての攻撃に敵への行動妨害スキルがついています。初心者の方にとってスローがどれほど脅威かはわかりづらいかもしれませんが、敵対するととても嫌な思いをさせられます。
・環境に左右されにくい
→アッシュはどのような環境でも安定したパフォーマンスを発揮しており、どのパッチでも常に使用されているチャンピオンです。せっかく慣れてきたのにナーフされて使えなくなったということがないこともおすすめする理由の一つです。
ケイトリン
ケイトリンの通常攻撃は全キャラ中トップの射程でアッシュよりも長くなっています。
射程も長いのに加えて高いダメージも備えているためレーン戦でも有利を取りやすいチャンピオンです。
序盤から高い攻撃力と長い射程で敵を圧倒しレーン戦では敵になにもさせないということもざらにあります。
また、距離は短いですがブリンクも持っていて敵のジャングルが来た時にはブリンクを使ってうまくいなすこともできるため初心者におすすめなチャンピオンとなっています。
ケイトリンの強み
・高いダメージ力と長い射程
→ケイトリンは序盤、後半と特にダメージの高さが顕著で自分の得意なプレイスタイルを押し付け続けることでレーン戦を一方的に有利に運ぶことができます。
・敵の動きを制限する
→トラップとネットを使うことでレーン戦を有利に運んだり、敵が仕掛けてきた時にはいなしたりなど幅広く対応することができるチャンピオンです。
・ウルトでの確定ダメージ
LoLのチャンピオンはさまざまなアルティメットスキルを持っていますが、ケイトリンのウルトは外すことがなく確定ダメージを与えることができます。
ロックオン上に他の敵が庇うことで狙いたい的にダメージを入れられないときもありますが、初心者でこれを対策してくる人はかなり少ないでしょう。
ジンクス
ジンクスはADCのなかでも人気が高いチャンピオンで高い攻撃速度と育った時の爆発力がとんでもないチャンピオンです。
Qスキル「スイッチング」でミニガンとロケットランチャーに切り替えることに癖はありますが、そこまで難しくないためゲームに慣れている方ならすぐに使いこなせるようになるでしょう。
また、このロケットランチャーは範囲攻撃となっており、スキルレベルがあがってくると射程も長くなるため一方的に敵にダメージを与え続けることができます。
パッシブ効果で敵からキルかアシストを獲得すると移動スピードと攻撃速度がかなり上昇するため敵をどんどん薙ぎ倒していくことも可能です。
ジンクスの強み
・高い火力と攻撃速度
→ジンクスは装備が揃ってくると誰にも止めることができないほどダメージを出して試合をキャリーすることができるチャンピオンです。
・集団戦での戦闘力の高さ
→ジンクスは特に集団戦を得意としていて、敵からキルかアシストを奪うとものすごいスピードで敵を追いかけてダメージを出し続けます。
・ウルトでの大ダメージ+無限射程
→ジンクスのRスキル「スーパーメガデスロケット」は射程制限がなくマップのどこまでも飛んでいきます。そのためレーン戦で敵のHPが少なくなった時、他のレーンで味方が戦っているとき、集団戦でHPが低い敵を倒したい時などさまざまなシーンで有効に使うことができます。
初心者がADCをする際のデメリット
・サポートの実力次第で大きく戦況が変わる
・やわらかいためすぐに死んでしまい集団戦が難しい
チームで最もダメージを出すロールと聞くとADCの影響力が大きいと思うかもしれませんが基本的に育つまではADCはなにもできません。
そのため、まずはレーン戦で育つことが重要になるのですが、ボットレーンは「ADC」と「サポート」の二人組の構成になります。
そしてレーン戦の勝敗への影響力が大きいのは間違いなくサポートです。
もちろんADCが敵にダメージを与えキルを取り切ることも大切にはなるのですが、戦闘のきっかけを作ったり視界の管理をしたり、レーン戦全体を有利に運ばせるのはサポートの役割です。
「サポートが前へ出ない」「サポートが理想の動きをしない」などはADCをやっていたら避けては通れない道なので、サポート次第で戦況が変わってしまうのはストレスに感じるプレイヤーも多いことでしょう。
また、ADCは先述の通りやわらかいチャンピオンのため集団戦のときに先頭に立って殴り合うことは難しいです。
これ以上いったら死ぬという感覚を掴むまではデスを重ねてしまい面白くない時間が続いてしまうこともあるので、頭に入れておきましょう。
初心者におすすめしないレーン
ここまでLoLを始めたばかりのプレイヤー向けにおすすめのレーンを解説してきましたが、逆に初心者におすすめしないレーンについても触れていきたいと思います。
個人的な意見になるのでそれを踏まえて参考にしていただけると助かります。
ジャングル
ジャングルは他のレーンと違って、ジャングル内のモンスターを狩って育つことになり、その場その場での選択肢が豊富にあります。
レーンの仕事は基本的にミニオンのラストヒットをとって相手をキル、相手のタワーを削るという共通の目的があるのに対してジャングルは場面次第で選択肢が豊富にあるため、初心者が触るにはとっつきにくいレーンになります。
また、ジャングルはどのレーンにも介入できる分、負けてるときに味方から「jg gap」といった煽りチャットが届くことも多くあります。
正解が分からない初心者が最初にやるレーンとしては敷居が高いためジャングルは避けておいた方が無難です。
サポート
これはかなり賛否が別れる内容になると思いますが、筆者は初心者にサポートをおすすめしません。
サポートを最初に触ってしまうとLoLの基本操作のひとつである「CSを取る」行為をしないため、成長スピードが著しく落ちてしまいます。
また、たしかにサポートはダメージを出さなくても「仕事してる感」を得ることができるかもしれませんが、レーンでの動きを理解していないサポートが来た時のADCはかなり苦労します。
サポートはダメージ以外に、視界の管理や敵へのアクション、味方を守る行為など思っている以上に仕事の多いレーンになるため、初心者が最初に触るレーンとしてはおすすめしません。
ミッドレーン
ミッドレーンは魅力的なチャンピオンも多く、LoLのなかでも花形と言われるレーンなため人気の高いレーンです。
花形と言われるだけあってミッドレーンが担っている影響力はとても大きいです。
ミッドレーンが負けることで全ロールが不利になり試合に勝てる可能性も低くなります。
ジャングルが負けているよりもミッドレーンが負けているときの方が味方からすると苦しいものがあるため、ミッドレーンは初心者にはおすすめしません。
ただし、ミッドレーンはLoLのすべてを学べるレーンでもあるため、味方をキャリーして試合全体をコントロールしてやるといった気概のある方はミッドレーンから初めてみてもいいかもしれません。
まとめ
今回はLoLを始めたばかりのプレイヤー向けにおすすめのレーンと各レーンごとのおすすめチャンピオンについて解説してきました。
おすすめとはいうもののLoLには160体以上のチャンピオンがいるため、一番最初のチャンピオンは見た目や声優から入ってその後にレーンを決めるというのも全然いいと思います。
かくいう私も声優のKENNさんが好きで全く分からないジャングルでケインを使い始めたので最初は自分の好きなチャンピオンを選んで徐々に覚えていきましょう。
この記事が少しでもLoLを始めたばかりのプレイヤーに参考になったら幸いです。